群馬県は首都圏から約2〜3時間でアクセス可能で、豊富な温泉、美しい自然、歴史ある観光スポットが楽しめる日帰り旅行に最適な場所です。草津温泉や伊香保温泉といった日本を代表する名湯から、世界遺産の富岡製糸場まで、
今回はそんな多彩な魅力が詰まった群馬県の日帰り旅行プランをご紹介します。
群馬県が日帰り旅行に選ばれる理由
群馬県は関東地方の中央部に位置し、東京から新幹線で約1時間、車でも約2時間という抜群のアクセスの良さが魅力です。大小合わせて450もの源泉を持つ日本有数の温泉大国であり、県土の6割が森林に覆われているため、
山や渓谷などの大自然も心ゆくまで堪能できます。また、世界遺産や歴史ある建造物、四季折々の絶景スポットが集約されており、1日でも十分に満喫できる観光地として高い人気を誇っています。
ふらっと立ち寄って自然に包まれながら癒される、そんなひと時を過ごしたい方にぴったりですね。
絶対に訪れたい主要観光スポット
温泉エリア
旅行の目的になることも多い温泉ですが、日々の疲れを癒したい、久しぶりに温泉に入りたい、
そんな思いを群馬で実現してみてはいかがでしょうか。
草津温泉|日本三名泉の名湯を堪能
草津温泉は日本三名泉のひとつに数えられ、毎分4,000リットルという豊富な湯量を誇る名湯です。シンボルである湯畑では、常に湯けむりが立ち込め、温泉街ならではの情緒あふれる風景を楽しめます。
温泉に詳しくない人でも名前は知っているであろうこの名泉、群馬に来たらぜひ堪能してみてください!

Yubatake Area of Kusatsu Onsen in Gunma Prefecture rurubu
湯畑周辺には足湯スペースも設置されており、湯けむりを感じながら気軽に温泉を体験できます。夜には美しくライトアップされ、昼間とは違った幻想的な景色を楽しめるのも魅力です。西の河原公園では、自然の中で温泉が湧き出る様子を間近で見学でき、散策路の先には西の河原露天風呂もあります。
個人的な意見ですが、湯煙が浮かびあった景色はどこか趣があってかなり好きです。
皆さんは温泉ならではの気に入っていることはあるでしょうか?
伊香保温泉|石段街と2つの源泉が魅力
伊香保温泉は万葉の時代から親しまれてきた歴史ある温泉地で、石段街がシンボルとなっています。黄金の湯と白銀の湯という2つの異なる源泉を楽しめるのが特徴で、それぞれ異なる効能と色合いを持っています。石段街には温泉まんじゅうなどの名物を販売する店舗が軒を連ね、温泉街散策も楽しめます。
黄金の湯、白銀の湯、どちらも気になりますが、
恥ずかしながら私の興味を一番を引くのは、やはり温泉饅頭でした。
生まれてこのかた食べたことがないので、訪れた際にはぜひ食してみたい一品です。
四万温泉|四万ブルーの神秘的な美しさ
四万温泉は奥四万湖の四万ブルーと呼ばれる神秘的な青色の湖水が有名で、自然の美しさと温泉を同時に楽しめます。温泉街は比較的コンパクトで、のんびりとした雰囲気の中で湯治文化を体験できます。
どこかコナンの映画名に出てきそうな二つ名ですね。(コナン君が訪れないことを願います。)
歴史・文化スポット
お次は群馬県の歴史、文化スポットについてです。
街巡りは旅行の醍醐味の一つでもありますし、
中には皆さんが知っているものがあるかもしれないので是非ご覧ください!
富岡製糸場|世界遺産で学ぶ日本の近代化
富岡製糸場は1872年に明治政府が創設した官営の製糸場で、2014年に世界文化遺産に登録された貴重な近代化遺産です。当時世界最大級の規模を誇り、日本の近代化における重要な役割を果たした歴史的建造物を見学できます。
いきなり学校の社会でよく習った建物が出てきて、驚いた方もいるのではないでしょうか?
私自身も記事を書く上で知ったので、「あ、群馬なんだ」と声が出てしまいした。
(「学校で建てられてる場所も習ったろ」、というのは悲しくなるのでなしでお願いします。)

Entrance to the Tomioka Silk Mill in Gunma Prefecture tabirai
建物内では当時の機器や設備が保存されており、明治時代の技術力の高さを実感できます。見学には約1〜2時間を要し、音声ガイドも利用できるため、歴史に詳しくない方でも楽しく学習できます。

The Tomioka Silk Mill, a World Heritage Site in Gunma Prefecture discoverjapan-web
ロックハート城|スコットランドの古城を移築した夢の空間
ロックハート城は1829年にスコットランドで建設された古城を日本に移築・復元した珍しい観光スポットです。10万平方メートルの敷地内には中世ヨーロッパの街並みが再現されており、まるで映画の世界に迷い込んだような体験ができます。
海を越えた先にあった古城を日本で見れるというのは、なかなか感慨深いのもがありますね。
ヨーロッパの建築様式を愛してやまない!という人には、至福の時間を過ごせる場所なのではないでしょうか?

Exterior view of Lockhart Castle in Gunma Prefecture, Japan wikipedia
城内にはテディベアミュージアムや世界のサンタミュージアムなど、見どころが満載です。プリンセス体験やブレスレット作りなどの体験プログラムも用意されており、家族連れにも人気です。数々のドラマや映画のロケ地としても使用されているため、見覚えのある風景に出会えるかもしれません。

Lockheart Castle, a scottish-style castle in Gunma Prefecture, Japan odekakebu
自然・景観スポット
群馬といえば自然!
たびたびSNSでいじられることもある群馬の度を超えた自然ですが、やはり美しいものには変わりなく、群馬県を代表する観光スポットとなっています。
それでは、飲み込まれそうなほどに壮大な群馬の自然、景観スポットを見ていきましょう!
榛名湖・榛名山|カルデラ湖の絶景とアクティビティ
榛名湖は上毛三山のひとつである榛名山の山頂に位置するカルデラ湖で、四季折々の美しい景観を楽しめます。湖畔ではボートや遊覧船を楽しめ、周囲の山々の景色を湖上から眺められます。

Scenic view of Lake Haruna in Gunma Prefecture, Japan zekkeijapan
榛名富士をはじめとする外輪山に囲まれた湖の景色は圧巻で、特に秋の紅葉シーズンには多くの観光客が訪れます。湖畔には榛名神社もあり、パワースポットとしても人気を集めています。
ちなみに勝負事の祈願におすすめな場所だそうです。

Lake Haruna in Gunma Prefecture, Japan, with Mount Haruna in the background jalan
吹割の滝|東洋のナイアガラの迫力
吹割の滝は「東洋のナイアガラ」と呼ばれる高さ7メートル、幅30メートルの巨大な滝です。周囲には約1時間の遊歩道が整備されており、さまざまな角度から滝の迫力を体感できます。特に水量の多い春から初夏にかけては、その壮大な景観に圧倒されること間違いありません。
めがね橋|紅葉の名所で歴史を感じる
めがね橋(碓氷第三橋梁)は日本最大の煉瓦アーチ橋で、国の重要文化財に指定されています。明治時代に建設された歴史ある橋で、現在は遊歩道「アプトの道」として整備されています。特に11月初旬の紅葉シーズンには、橋と周囲の山々が織りなす絶景を楽しめます。
おすすめモデルコース
群馬県の魅力を効率よく満喫できる3つのモデルコースをご紹介していきます。それぞれ異なるテーマで構成されており、お好みに合わせてお選びいただけると思います。
コース1:草津温泉満喫コース
東京を出発し、草津温泉に到着後、湯畑見学、温泉街でのグルメ、温泉入浴、西の河原公園散策を楽しむコースです。日本を代表する名湯をじっくりと堪能したい方、温泉街ならではのグルメが食べたいんだ、という人におすすめです。
コース2:伊香保・榛名自然コース
伊香保温泉の石段街散策と温泉入浴、名物の水沢うどんの昼食、榛名湖観光、榛名神社参拝を組み合わせたコースです。温泉と自然の両方を楽しみながら疲れを取りたい、癒されたいという方に最適なものとなっています。
コース3:富岡・安中歴史文化コース
世界遺産の富岡製糸場見学、こんにゃくパーク体験、めがね橋見学、ロックハート城観光を巡る歴史と文化を感じるコースです。群馬県の歴史的価値の高いスポットを効率よく回りたい方、街巡りが大好きな人におすすめです。
群馬のグルメ・特産品
さあ、待ちに待ったグルメに関する部分となっております。
記事を書いている間もおなかがなって仕方ありません。
それではご紹介していきます。
必ず味わいたい群馬名物
群馬県には地元ならではの美味しいグルメが数多くあります。

A plate of Yaki Manju, a specialty from Gunma Prefecture co
焼きまんじゅうは群馬県民のソウルフードとして親しまれており、甘い味噌だれを塗って焼いた香ばしい風味が特徴です。江戸時代から愛され続けている伝統的な郷土料理で、県内各地で味わえます。
五平餅好きの私からすれば非常に興味のある一品です。
香ばしく焼いた饅頭にみそだれ、合わないはずがありません!

Yaki Manju, a specialty of Gunma prefecture tabirai
水沢うどんは日本三大うどんのひとつに数えられ、400年以上の歴史を持つ伝統的なうどんです。強いコシと透明感のある白い麺が特徴で、しょうゆだれやゴマだれでいただきます。水澤観音の参詣客向けに振る舞われたのが起源とされています。
その他にも、群馬県産のこんにゃくや各温泉地の温泉まんじゅう、ガトーフェスタハラダの群馬限定ラスクなど、お土産にも最適な特産品が豊富にあります。
どれも気になって仕方ないです!
季節別の楽しみ方
続いては季節別の楽しみ方になります。
観光は季節によってさまざまな側面から楽しむことができるので、自分の目的に沿っていつ行くのかを計画していきましょう。
春(3月〜5月)
春の群馬県では伊香保グリーン牧場や群馬サファリパークで動物とのふれあいを楽しめます。桜の名所も多く、温泉と桜の組み合わせが美しい季節です。
温泉と桜というだけで素晴らしい情景が浮かんできますね。
夏(6月〜8月)
尾瀬ヶ原のハイキングやたんばらラベンダーパークでの花見が人気です。高原地帯は涼しく、避暑地としても最適です。
やはり自然が多いからでしょうか、グリーンカーテンと同じような効果があるのかもしれません。
秋(9月〜11月)
めがね橋や伊香保温泉周辺の紅葉が見頃を迎えます。温泉と紅葉の組み合わせは群馬県ならではの楽しみ方です。
秋、自然と続けばやはり紅葉は外せません。
冬(12月〜2月)
スキー場やイルミネーションが楽しめ、温泉で身体を温めながら冬の群馬を満喫できます。雪見露天風呂は特に人気があります。
寒いときに入る温泉は格別です。(あれ?どの季節でも温泉ねじ込んどけばいいのでは?)
まとめ
群馬県は首都圏からアクセスしやすく、温泉、自然、歴史、グルメが一度に楽しめる魅力的な日帰り旅行先です。草津温泉や伊香保温泉などの名湯から、世界遺産の富岡製糸場、ユニークなロックハート城まで、多彩な観光スポットが揃っています。
予算8,000円から24,000円程度で、交通手段や行程を自由に組み合わせられるため、初心者から旅行慣れした方まで幅広く楽しめます。季節ごとに異なる魅力があるため、何度訪れても新しい発見がある群馬県で、素敵な日帰り旅行をお楽しみください。
記事を書いている間に行きたくてうずうずしてきました。
まあ、お金ないんですけど…
さて、今回の記事はこんなところです。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
それでは皆さん、また次回お会いしましょう。
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