皆さんこんにちは、柏木わらびです。
今回は川口発祥のスポーツ「TBG」についてまとめてみました。
聞いたことのないスポーツですが川口市民には徐々に浸透しているとのこと、
成り立ちや遊び方ご紹介していますので、気になる方は是非ご覧ください。
TBGとは?
まずは、気になっている方も多いであろうTBGとは何なのかについてご紹介します。
TBGとはターゲット・バードゴルフの略称であり、川口市で発祥したオリジナルスポーツとなっています。
どんなスポーツかといいますと、簡単に言えば
バトミントンのような羽がついたゴルフボールを使い、
傘を逆さにしたような形のネット内に入れるというスポーツです。
このネットが我々の知るゴルフでいうホール(穴)となっています。
ボール自体もゴルフボールほどの硬さはなく、プラスチックのような材質となっているため、安心して遊ぶことができます。
これならば、流れ弾がきてもボールも軽く羽がついておりふわっとしているため、子供もつれていきやすいですね。
成り立ち
お次は成り立ちについてです。
1960年、当時住友銀行に勤めていたTBG開発者である野嶋さんは、得意先の誘いで初めてゴルフを体験し、その爽快感にかつてない感動を受けました。そして同時に、大変高額なプレー料に動揺し大きなショックを受けたとのこと。
「こんなに楽しいスポーツなのに、限られたお金持ちしか楽しむことができないのはもったいない」そう思ったそうです。いつでもどこでも、手軽に誰もができる方法はないのだろうか?そんな思いを何とか形にしようと我流で試行錯誤を続けてたどり着いたのが
「制御翼付ゴルフボール」(ターゲット・バードゴルフ)であったといいます。
自分が楽しいと思ったものをほかの人にも楽しんでもらいたい、そんな思いで様々な試行錯誤を繰り返し、多くの人に広めていく努力をしてきた野嶋さん、尊敬の念がたえません。
遊び方
ここまで読んでみて、機会があればやってみたいと思った方もいるのではないでしょうか?
ここではTBGの遊び方やルールについてご紹介していきます。
おおまかなルールについてはゴルフとそっくりですね。
ボールをゴルフクラブで打ち、アドバンテージホール(ネット)にインさせるというのが基本の形となります。
1ホールまでの距離は大体50~100mほどあって、ゴルフ同様何打でホールインできるかを競うスポーツになります。
場所によってホールの数は違うと思いますが、大体は9ホールか18ホールある施設が多いようですね。
他に細かいルールとしては、ゴルフクラブはアイアンを使用します。
そして、各個人小さなスイングマットと呼ばれる専用の人工芝マットを持って移動します。
スイングマットがあれば地面の悪い場所でも、打ちやすそうですね。
私もミニゴルフのコースを回ってみたことがありますが、初心者には難しい打ち場所もあったため、
また回る機会があればTBGをやってみたいと思います。
人気
そしてターゲット・バードゴルフの人気についてです。
1985年、埼玉で野嶋孝重氏が発案し、たった一人で普及を始めたターゲット・バードゴルフは、2007年の時点でも全国44都道府県、350の市区町村に協会が作られ、全国大会を行い、海外でも普及が進むところまで発展していました。
一人の強い思いから発祥したスポーツが、海外まで普及していくのは素晴らしいことでもあり感慨深くもありますね。
現在では、川口市民にも広く浸透しており、テレビにも取り上げられるほどとなっています。
まとめ
さて、今回は川口市発祥のスポーツ「TBG(ターゲット・バードゴルフ)」について、
成り立ちや遊び方とともにご紹介していきました。
順に振り返っていきましょう。
まずはTBGとは何かでしたね。
私の見識が浅いだけかもしれませんが、このような略字で表記されたスポーツはあまり見たことがなかったため、恥ずかしながらSASUKEのようなものを勝手に想像していました。
しかし実態は子供から大人までどんな人でも楽しく遊べるスポーツなっていて、なんて優しいスポーツなんだと感動してしまいました。
次は成り立ちについてでした。
上記にも書きました通り、お金のあるない、年齢の大小関係なく楽しんでもらいたいという野嶋さんの思いの結晶ともいえるスポーツでしたね。
さらなるTBGのご発展を切に願っております。
そして遊び方について、
ルールも大変シンプルであり、どのような場所にボールが落ちても打ちやすいスイングマットの活用は、ゴルフ初心者にプレーしてもらうにあたり革新的なアイデアだと、記事を書いている途中で感心してしまいました。
最後にTBGの人気についてでは、一人の思いからここまで広く、多くの人々に受け入れられるスポーツになったことに驚きだけでなく、
人の思いの強さも感じさせてくれました。
今回の記事はこんなところです。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
それでは皆さん、また次回お会いしましょう。
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