石田ゆり子さんの動物に対する思い 動物愛護活動ハナコプロジェクトとは

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皆さんこんにちは、柏木わらびです。
今回は石田ゆり子さんがもつ並々ならぬ動物への思いや
石田ゆり子さんが理事を務める動物愛護活動ハナコプロジェクトについてご紹介していきます。

石田ゆり子とは

石田ゆり子さんは1969年10月30日生まれの東京出身の女優で、女優業だけでなく声優、歌手、ナレーターなど幅広く活動しており、
知っている方が多いであろうジブリ映画、「もののけ姫」のサン役として声優を務めています。

私は世代でないこともあり、石田ゆり子さんについては今まで知ることがなかったのですが、国民的アニメ映画であるジブリ作品、「もののけ姫」の声優として出演していたことに大変驚きました。
この記事を読んで初めて知った方も多いのではないでしょうか?

また、名前の由来は百合子さんの母親が聖書からつけたものであり、「たとえどんなに着飾っていようとも、野に咲く一本の百合の花にはかなわない」という意味だそうです。
名前を付けるに至ったエピソードは様々あると思いますが、聖書からとったという話は初めて聞きました。

石田ゆり子さんは座右の銘に、「志を高く」、「淀まず止まらず」を掲げており、常に成長し続けたいという思いがうかがえます。
私も志とともに行動に移すことができるよう、見習いたいです。

結婚観にも影響する動動への思い

石田ゆり子さんの強い動物への思いは、結婚をしないという選択の理由のひとつにもなっているほどです。

動物を飼っている多くの方に当てはまるものですが、石田さんにとって動物たちは単なる「ペット」ではなく、「家族」としての存在であり、石田さんライフスタイルの中で、核ともいえる非常に重要な存在となっています。

そのため、自身の生活を大きく変化させる、結婚や同居などの選択に対し慎重になるのは、動物を飼ううえで真に責任を考えた自然なものだと思われます。

ハナコプロジェクトとは

ハナコプロジェクトは2021年8月に設立した、一般社団法人で、飼い主のいない犬と猫の医療費を
支援するのが主な目的となっています。


代表理事はテレビディレクター・作家である 山田あかねさん
理事は 石田ゆり子さんが務めています。

山田あかねさんと石田ゆり子さんの出会い

2011年から犬と猫の命をテーマに取材をしてきた山田あかねさんは、
少しでも処分される犬や猫を減らそうとしている人達に取材を始め、4年間撮り続けて、映画「犬に名前をつける日」を作りました。

2018年には「ザ・ノンフィクション 犬と猫の向こう側」で、多頭飼育崩壊に陥った飼い主たちの社会からの孤立を描き、
その時、ナレーションをお願いしたのが、石田ゆり子さんだったそうです。

そこで山田さんと石田さんは「私たちにできることはないのか」という思いを共有させたのち、
山田さんは保護犬、保護猫の飼い主を探す「家族になろうよ」の取材にて、活動に向け背中を押されたといいます。

その番組には、石田ゆり子さんも出演しており、いつしか保護犬、保護猫をテーマにするとき、ゆり子さんは欠かせない存在となっていました。

獣医師 太田快作さんとの出会い

さらに、山田さんが新たな取材で知りあったのが、獣医師の太田快作さんでした。 太田さんは、東京・杉並にある「ハナ動物病院」の院長で、積極的に保護犬・猫の診療を行い、

2011年の震災以後、福島へ定期的に通って被災動物の医療を無償で行なっています。
また、北里大学獣医学部在学中に、動物愛護サークル「犬部」を立ち上げた、動物愛にあふれるひとでした。

ハナコプロジェクト設立へ

それからは太田さんも交えて話し合い、動物病院への医療費を支援する仕組みを作るため、
ゆり子さんは一緒に暮らす犬と猫との日々を5年間にわたって綴った「ハニオ日記」を出版して資金を作り、

2021年8月、一般社団法人ハナコプロジェクトが設立されました。

ちなみに、「ハナコ」は、太田さんが愛してやまなかった犬・花子にちなんでいます。

殺処分の現状

ハナコプロジェクトが設立されてから、犬・猫の殺処分数合計は、

・2021年 殺処分数 14,457頭
・2022年 殺処分数 11,906頭
・2023年 殺処分数 9,017頭

と減ってきており、以前から減少傾向ではありましたが、ハナコプロジェクトが設立されてからは急激に減り、令和5年時点では10,000頭を下回っています。

まとめ

今回の記事ではハナコプロジェクトについて、誕生までのいきさつや、その後の殺処分の変化をご紹介していきました。
順に振り返っていきましょう。

まずは石田ゆり子さんの説明からでしたね。
文中にも書きましたが、石田ゆり子さんが「もののけ姫」のサン役を務めていたのを知ったときは、
つい「そうだったんだ」と声に出てしまうほど衝撃を受けました。

次にハナコプロジェクトについてでは、
どのような団体なのかや設立までのいきさつをご紹介しました。

「何かできることはないか」その思いを原動力に設立されたこの団体は、石田ゆり子さんとその周りにいる方たちとの結びつきががなければ実現しなかったのだと思います。
同じ思いを共有して活動する人たちの強さを感じた人も多いのではないでしょうか?

最後は殺処分数の変化についてでした。
年々減ってきてはいましたが、ここまで急激に減ったのはハナコプロジェクト、ひいては同じような志を持って活動している方の努力のたまものといえます。

また、自分が動物を飼う立場になった時を想定して、改めてその責任を考えさせられる機会となりました。

今回の記事はこんなところです。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
それでは皆さん、また次回お会いしましょう。

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